山ダイアリー
 2001年7月 


■ 山道具
かねてから悩んでいた「テント」の問題を解決した。
モンベル「アルパインドーム3型」の重さが気になっていたのだ。 冬山専用で、どうにも出番がない。しかもかさ張るし重い。店に相談したところ、ありがたいことに「交換」してくれるというのだ。 恵比寿まで赴いた。木蓮が喜ぶ「お買い物」気分。赤羽から埼京線で恵比須まで一直線のはずだったが、新宿停まりだった。ふたたび山手線で恵比須駅まで。渋谷にもながいこと行っていないなあ。 件の品が準備してあった。「ステラリッジ3型」は同じ広さだが、重さと嵩が「アルパインドーム」の8割になっている。たとえ数グラムでも軽くなるのはありがたい。3.45Kから2.67K。交換差額が32000円ほど発生する。このお金を使い切るのが「約束」だ。 テントの下に敷く専用マットと空気充填式のマットを二人分。新しいザック65Lを選び出した。 この品々は、夏休み登山に早速活躍するだろう。

会社の同僚が「家族キャンプ」をするという。まったく初めてなので要領が判らないというので「マニュアル本」を提供する約束をした。 outdoor専用の車を持ちながら、本来の使い方をしていない人が多い。まず蚊取り線香は必須と脅かしておいた。
2001/07/28


■ 尾瀬キャンプ
尾瀬キャンプに行ってきた。緑なす至仏山を仰ぎ見、湿原を逍遥する贅沢な時間を過ごした。 いつもはあくせく山の頂上を目指すことが多いのだが、今回はゆっくりと過ごした。

尾瀬湿原は燧ケ岳と至仏山の二つがあるからこそ輝きを増すのだと改めて思った。 地下深くで繋がった迷路のような植物の群生を想像するだけで豊穣。 ビジターセンター開催のスライドショーに参加。 植物の花の成り立ちとか、生態の不可思議さに舌を巻く。 花ひとつひとつの形態に存亡をかけた戦いがあることを知る。 受粉させる為の工夫にいたっては唖然とする他なかった。

行列登山は相変わらず。連休初日の20日の混雑は凄かったらしい。
テントの花が「山の鼻」一杯に咲いていた。私達のテントは僅か畳一枚くらいの大きさしかない。 ザックふたつは、到底入らないから大きなゴミ袋に格納して、外に放り出す。 せめて畳2枚の大きさがあればいいのだが。 いつか木蓮の両親を連れて(それはもちろん平日ということになるだろうが)尾瀬を訪れてみたいものだ。 この勾配なら、両親も歩けるだろうし。

来週、再来週は「海」に遊んで基礎体力を増強することになる。 夏休みの「南アルプス」計画を実行するには、まだまだ体力が必要だ。 明日から、階段登りと室内トレに頑張ろう。今回の「尾瀬逍遥」はcampに掲示することにする。 メモは取ってあるから、ちまちまと書いていくことにしよう。
2001/07/22


■ 尾瀬逍遥、再び!
今日から(あと数時間後)尾瀬にキャンプに行きます。(先週は行けなかったのだ。) 背負えるだけの荷物でシンプルキャンプ。大道具こそないものの、それなりに愉しい時間を 過ごしてきたいと思います。帰宅は明後日の午後11時頃になるでしょうか。 関越高速の渋滞はすんごいのです。
キャンプが第一の目的というのもいいのですが、山に遊ぶための手段と言う考え方も捨て切れません。 BBQもDOも無縁の世界です。明かりは小さなロウソクだけ。 漆黒の闇が広がる尾瀬湿原。耳を澄まして「自然」の声を聴いてきます。
2001/07/20


■ 尾瀬逍遥
関東梅雨明け直後の猛暑に襲われる。埼玉県鳩山町で39.2度の最高記録。 で、週末は尾瀬に遊ぶことにした。目刺串刺し山小屋はごかんべん。背負えるだけの荷物を担いでシンプルキャンプ。 13日夕刻に出発して15日深夜の帰宅となる。翌日は仕事だが、まあ何とかなるだろう。どうやら「ニッコウキスゲ」「わたすげ」が乱舞しているらしい。至仏山も高山植物が咲き乱れているとのこと。尾瀬に遊ぶのはひさしぶり。下山後は銭湯で汗を流すのだ。
2001/07/12


■ 基礎訓練を再開する
7月に入ってから基礎訓練を始めた。室内トレーニングでストレッチ。ゆっくりと筋を伸ばす運動から、背筋、腹筋などを鍛えるコース。徐々に、しかも確実にというペースで。カレンダーに大きな丸印をして頑張ることにした。一番いいのは実際に山に登ることだろう。 携帯電話のマニュアルを精読し、かつ市販の雑誌などを併読するなどして、ほぼ8割をマスターした。iアプリはお呼びではないが、パソコンとの連動はなかなか使えることが判った。さっそくAOLiに申し込みを行ったものの、アドレス取得が一筋縄ではいかなかった。全世界を相手に奮闘すること、おおよそ2時間。遂に成功した。
2001/07/05


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