ベランダのようす
since 2002.06.011

木蓮の家のベランダの様子をちょっとだけご紹介します。

 

ベランダ環境  水やり    肥料  病害虫対策 


■□■ ベランダ環境 ■□■
場所は千葉県。公団風建物の3階。
フェンスは半分が鉄製の手すりで、半分がコンクリート壁です。 奥行きが狭く、壁際と手すり側に鉢をずらっと並べているので、鰻の寝床状態になっています。


方角は、やや東に寄った南向きなので、西日はまったく当たりません。 西日は植物には大敵なので、まずまず理想的な環境と言えると思います。 床は当然のことながらコンクリートなので、ブロックやすのこを敷いて、鉢を直に置かないようにしています。

西側のコンクリートフェンス前。
エアコンの室外機の上に板を敷き、鉢を並べています。盆栽コーナーのよう。
南西の角にはハンギングでミニバラを。




こちらは、窓の前に仲良く並んだヘレボラス三姉妹。
あと、千葉県は海が近いせいか風が強いですね。 強い風にあたると葉っぱがこすれて痛んだり、土が乾き過ぎてしまったりと、トラブルが多くなります。 天気予報で風の印が赤い表示になっているような強風の日には、鉢をなるべく壁の内側に移動させたりして、 できるかぎり風を避けてあげるようにしています。

■□■ 水やり ■□■
なんと言っても難しいのが水やりです。
土の表面が乾いたら、たっぷりとやるのが基本。
土の表面の状態は、指で触って確かめるのが一番ですが、 指の腹(指紋のあるところ)だと、指自体が湿っているのでよくわかりません。 手を軽く握るような形にして、人さし指か中指の「指の外側」で触るとよくわかります。
水をやるときは、鉢底から流れ出すほどにたっぷりとやります。このとき、鉢皿を使っている場合には、 鉢皿にたまった水は必ず捨てるようにします。

■□■ 土 ■□■
以前は、ハーブ用の土と山野草用の土を、1:1または2:1の割合で混ぜて使っていましたが、 現在はベランダが狭く、土を保管しておく場所が確保できないので、市販の培養土を使っています。
また、特にアルカリ性を好む植物(例えば、ラベンダーやローズマリーなど)には、 植え込みのときに、苦土石灰を茶さじ1杯くらい混ぜ混みます。

鉢は、素焼きを主に使っています。素焼きのほうが植物が呼吸できて気持ちよさそうなので、、。 ただし、素焼きはすぐに土が乾くのでこまめに水やりをしなければなりません。

■□■ 肥料 ■□■
植え込みのときに、マグァンプKを混ぜ込んでいます。
あとは、1〜2週間に1度、ハイポネックス液を ごく薄めに作って水の代わりにあげています。

昔は肥料なんてあげたことがなかったのですが、
「肥料って、やっぱりあげないといけないんですか?」
と、お店やさんのお姉さんに尋ねたら、
「当然です!」と、叱られました、、。
ただ、肥料が好きな植物とそうでない植物があるので、一様にあげられないのが難しいところです。

■□■ 病害虫対策 ■□■
ほんとうは、あまり薬は使わないほうがいいのですが、わたしは「大」の虫嫌い。 それに、うちではハーブを料理やお茶に使うことはなく、育てて香りを楽しんでいるだけなので、薬を使っています。

現在は、一ヶ月に1回くらいオルトランの顆粒状のものを株元にまいています。 この薬はめちゃくちゃ臭いですが、 手で触らなくていいので、手軽に使うことができます。

それでも出現した「虫」は、アブラムシ、オンシツコナジラミ、ヨトウムシ。 このうちオンシツコナジラミは、震えて涙が出るほど嫌なヤツでした。こいつのせいでレースラベンダーは あえなく枯死したのでした。。。


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